旬味にっぽん

第23回放送分 2016年1月24日

BS-TBSにて放映されましたザクサ液剤提供番組「旬味にっぽん」の過去の放送分を文章と写真にてご確認いただけます。

旬味にっぽん 第23回 埼玉県比企郡川島町のいちじく 「木村悟」編
残された人生をいちじくと共に

定年後 いちじく栽培への道しるべに

「定年になってから、何をしようかと考える時に『年を取ってからでもできる』『いちじくをやったらいい』という道しるべができればと考えています」。

埼玉県の中央に位置する比企郡川島町。荒川水域を主流とした、豊かな大地が広がるこの地で、木村悟さんは就農して7年目。定年後の人生にいちじくを選んだのは、栽培のしやすさだと言います。

「大体1本の木で3年目ぐらいから収穫、出荷ができるようになって、20年ぐらいもつと言われてます。いちじくそのものが強い木です。多少のことをやってもちゃんと木が育って、実がなります」。

とはいえ、始めは苦労の連続でした。
「会社っていうのは、基本的には役割分担ですよね。ところが農業はそうはいかなくて、植えるところから水回りから、全部一人で考えてやるしかないんですよね。その教科書やマニュアルにない部分、これをやっていくのがやっぱり面白いです」。

試行錯誤を繰り返し、たわわに実ったいちじくは、完熟の期間が短いため収穫のタイミングが命とされています。
「色と、触ったときの感触なんですよね。これは熟れ具合がちょうどいいくらいですね。うん、非常に甘いです」。

木村さんは、昨年からいちじく生産者の組合長に就任。品質を守るために、生産者仲間とともに厳しい目を光らせます。

「検査場でちょっと完熟を見逃してしまうと、過熟になってしまって出荷できない状況になるんです」。

「これはお店に並ぶときはもうダメだね」。
「ちょっとね」。
「持ち帰りにしましょう」。
「はい、わかりました」。
「私たちは自信をもって、消費者のかたに『まずい』とは言われない自信はあります」。

おいしいいちじくの食べ方
1.生いちじく

木村さんの愛情がこもった、完熟のいちじく。甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。

2.いちじくスムージー

氷と一緒にミキサーにかければ、朝食にぴったり。今はやりのスムージー。

3.いちじくのコンポート

赤ワインでじっくり煮詰めたコンポートは、甘さの中にも酸味のきいた、大人の味わいに。

農業に対する想い

旬味を生み出す、木村さんの思いとは。
「定年退職組の人が多いんですよ。同じような環境の中で『ああしよう、こうしよう』と言う仲間が大勢いますからね。わいわい言いながら楽しくやっています。残された人生を前向きということですかね」。

残された人生をいちじくと共に

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